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経営活動と決算の概況 明治安田生命 | 明治安田生命の現況 2013

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(1)

経営活動の概況 12

ソルベンシー・マージン比率 15

実質純資産額 16

含み損益 17

自己資本等の充実 18

基礎利益 20

保険契約の概況 23

ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー(EEV) 24

収支の概況 26

資産・負債等の概況 28

一般勘定資産の運用状況 30

経営活動と決算の概況

お客さまのおかげで、高い健全性を維持し、収益性を確保するこ とができました。これからもさらなる健全性の向上と安定的な成 長の実現に努めてまいります。

D i s c l o s u r e

明治安田生命の現況 2013

(2)

経営活動の概況

平成24年度の概況

※1 基金の総額には、基金償却積立金を含んでいます。

※2 平成22年内閣府令第23号、平成22年金融庁告示第48号により、ソルベンシー・マージン総額及びリスクの合計額の算出基準について一部変更(マージン算入の厳格 化、リスク計測の厳格化・精緻化等)がなされています。そのため、平成20∼22年度、平成23∼24年度はそれぞれ異なる基準によって算出しています。なお、平成22年 度末の(  )は、平成23年度における基準を平成22年度末に適用したと仮定し、平成23年3月期に開示した数値です。

※3 剰余金処分対象額に占める配当準備金等に積み立てる金額の割合とは保険業法施行規則第30条の4の規定により計算した金額に占める社員配当準備金及び社員配 当平衡積立金に積み立てる金額の合計額の割合です。

※4 相互会社における社員とは、保険契約者のことです(剰余金の分配のない保険にのみご加入の契約者を除く)。

※5 保有契約高とは、個人保険・個人年金保険・団体保険の各保有契約高の合計です。なお、個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金 原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。

※6 団体年金保険保有契約高については、責任準備金の金額です。

3,784,791 111,448 329,341 122,269 410,000 23,903,468 522,696 21,313,343 5,996,704 15,049,440 1,098.7% 101.61% 40,485人 6,236,018人 224,140,300 105,953,065 11,258,235 106,929,000 6,380,688

4,165,183 178,577 291,478 143,470 410,000 25,012,490 595,353 22,236,124 5,477,264 17,067,741 1,187.5% 94.85% 40,388人 6,176,803人 214,991,461 97,485,858 11,690,075 105,815,528 6,456,604

4,795,406 235,022 310,544 139,754 470,000 27,065,316 694,105 23,767,432 5,082,632 19,434,702 1,156.8%(663.6%)

91.68% 39,363人 6,243,935人 210,485,950 92,383,785 12,082,476 106,019,687 6,455,066

(単位:百万円)

項  目 経常収益

経常利益 基礎利益 当期純剰余 基金の総額※1 総資産

 うち特別勘定資産 責任準備金残高 貸付金残高 有価証券残高

ソルベンシー・マージン比率※2

従業員数 社員(契約者)数※4 保有契約高※5  個人保険  個人年金保険   団体保険

団体年金保険保有契約高※6

利差(マイナスは逆ざや額) △688億円 △590億円 △10億円

平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成24年度

直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標

剰余金処分対象額に占める配当準備金等 に積み立てる金額の割合※3

4,691,035 396,951 394,544 235,537 620,000 33,000,742 771,030 27,812,655 5,198,145 25,632,690 930.3% 87.13% 37,574人 6,541,873人 207,080,934 83,389,526 13,563,364 110,128,043 6,683,296 平成23年度

6,081,039 371,772 370,982 172,007 520,000 29,664,157 712,519 26,469,306 4,967,486 22,222,184 749.6% 90.70% 38,176人 6,480,031人 210,721,747 88,851,239 12,702,634 109,167,874 6,512,315

425億円 192億円

営業職員チャネルについては、平成20年度 から取り組んできた「個人営業改革」を継承・発 展させ、平成23年度から「個人営業改革(第Ⅱ 期)」として引き続き推進しています。

さらなるお客さま満足度の向上に向け、活動 面では、ご契約者への訪問頻度やサービス内容 を標準化した「安心サービス活動」のメニュー を、より面談を重視した内容に再編・拡充し、ア フターサービスの充実に努めるとともに、ビ フォアサービスとして、ご加入時に社会保障制 度および必要保障額のご説明とそれらをふま

●個人営業

えた複数プランのご提示を行なう「提案力革 新」に取り組んでいます。

また、育成面では、営業職員が備えるべき知 識、スキル、マナーを検定する「社内教育検定制 度」のほか、「主要商品販売技能検定」や「コンサ ルティング研修」等を含む「5年間育成方式」、営 業職員の販売力に応じた「層別育成方式」の実 施等、引き続き教育・育成態勢の強化を図って います。

商品面では、中期経営計画において死亡・年 金・医療保障に次ぐ「第4の柱」と位置付けてい

(3)

る介護保障分野の新商品として、所定の要介護 状態に該当したときに終身年金等をお受け取 りいただける5年ごと利差配当付介護終身年金 保障保険「介護のささえ」を平成24年9月に発 売しました。

また、平成25年2月には、従来商品に比べ受 取率が大幅に向上した「明治安田の学資のほけ ん」とお子さまの入院・手術等を保障する「医療

のほけん」を発売しました。

このほか、来店型店舗については当社商品の みを取り扱う「保険がわかるデスク」を首都圏、 大阪、名古屋に5店舗増設し10店舗とし、当社 関連会社が乗合代理店となり当社商品および 他社商品を取り扱う「ほけんポート」とあわせ て14店舗に拡大しました。

サープラス・マネジメント型ALM

経済価値で評価した資産と負債の差額を新たな資本概念(サープラス)としてとらえ、その変動リスクをコントロールするALM〈資産負債の総合的 な管理〉を、サープラス・マネジメント型ALMといいます。

銀行をはじめとする金融機関窓口販売チャ ネルについては、終身保障・相続対策ニーズや 安定的な資産運用ニーズに対応した一時払終 身保険に加え、お客さまの多様なニーズにあ わせ一時払定額個人年金や変額個人年金を提 供するとともに、平準払定額個人年金の取扱 金融機関を拡大し、金融機関ごとにきめ細か

●代理店営業

な販売支援を行なっています。なお、平成24 年度においては、金利リスク対応等のため、一 時払終身保険の販売量を抑制したほか、市場 金利の状況等をふまえ一時払終身保険「かん たん持続成長プラス/3増法師」の最低保証予 定利率を平成24年6月に改定、変額個人年金 の新商品を平成24年11月に発売しました。

団体保険では、官公庁市場を中心に、若年層 のお客さまの保障ニーズに対応するため、団 体定期保険の障害特約の取扱いを開始すると ともに、既加入者との面談を強化し、ご加入者 数の拡大に取り組みました。団体年金につい ては、確定給付型の企業年金や確定拠出年金 のお客さまに対する情報提供や提案活動を強

●法人営業

化するとともに、お客さまの安定運用ニーズ に対応するため、価格変動リスクを抑制し安 定的な運用をめざす特別勘定新プランの引受 けを開始しました。このほか、退職後の保険料 払込み方法の拡充等により退職後商品の継続 加入を推進しています。

資産運用面では、サープラス・マネジメント型 ALMの考え方に基づき、中長期にわたり安定し た収益を確保する観点から、公社債・貸付金等 を中心に据えた運用を行ないました。また、金 利リスク管理を強化する観点から、責任準備金 対応債券での公社債の買入れを行なうととも に、金利スプレッドを重視した貸付の実施、為

替リスクをヘッジした外国公社債の積増しな どにより、収益力向上に努めました。

アセットマネジメント事業については、投信 投資顧問子会社である明治安田アセットマネ ジメント株式会社において、年金のお客さまの 多様なニーズに応えるため、オルタナティブ商 品を中心に商品ラインアップを拡充しました。

●資産運用

(4)

個人保険分野では、お客さまの視点から事 務サービスの抜本的な見直しを行なう「事務 サービス改革」に引き続き取り組み、保険金・ 給付金等のご請求手続きの簡素化や、ご高齢 のお客さまに配慮した手続き方法の見直し等 に取り組んでいます。あわせて、ご契約者ご自 身でご契約内容の照会、各種手続き、手続書類 等の請求等を行なうことのできるWEBサイ ト「MYほけんページ」を開設し、お客さまの利 便性向上を図っています。企業保険分野も同 様に、お客さま視点での取組みを推進し、ご請 求手続きの簡素化や手続きの方法の見直しを 行なうとともに、事務帳票の電子化などICTを 活用した利便性向上を進めています。

●お客さまサービスの向上

さらに、「お客さまの声」に基づくサービス 品質の向上にあたり、苦情の収集・分析を強化 し、苦情発生の原因に基づく改善策を立案・推 進するとともに、お客さまから寄せられた「感 謝の声」を全社で共有しています。また、社長 の諮問機関である「お客さまの声推進諮問会 議」などを通じ、消費者問題に高い見識を持つ 社外専門家からアドバイスをいただいていま す。こうしたお客さま満足度向上に向けた取 組みや、お客さまのお申し出を反映した業務改 善の取組状況等については、「『お客さまの声』 白書2012」として取りまとめ、平成24年6月 に公表しました。

(5)

予測を超えたリスクにも対応できる支払余力を確保しています。

930.3

ソルベンシー・マージン比率

「ソルベンシー・マージン比率」とは、大災害 や株価の暴落等、通常の予測を超えて発生す るリスクに対応できる「支払余力」を有してい るかを判断するための行政監督上の指標の一 つです。この数値が200%を下回った場合は、

監督当局による業務改善命令等の対象となり ます。平成24年度末のソルベンシー・マージ ン比率は、930.3%(前年度末差180.7ポイン ト増)と十分な支払余力を確保しています。

*保険業法施行規則第86条および第87条ならびに平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出しています。なお、平成22年内閣府令第23号、平成22年金融庁告示第 48号により、ソルベンシー・マージン総額及びリスクの合計額の算出基準について一部変更(マージン算入の厳格化、リスク計測の厳格化・精緻化等)がなされています。 平成22年度末の数値は、平成23年度における基準を平成22年度末に適用したと仮定し、平成23年3月期に開示した数値です。

*ソルベンシー・マージン総額のうち、「土地の含み損益」のうち土地再評価差額金(繰延税金負債を含む)計上分以外の部分、「その他」中の税効果相当額はオフバランス項目です。

〈詳細は、P122をご覧ください〉

(単位:億円) 項  目

(A)ソルベンシー・マージン総額

①基金等

②価格変動準備金

③危険準備金

④一般貸倒引当金

⑤その他有価証券の評価差額(税効果控除前)×90%(マイナスの場合は100%)

⑥土地の含み損益×85%(マイナスの場合は100%)

⑦全期チルメル式責任準備金相当額超過額

⑧負債性資本調達手段等(劣後ローン、劣後債等)

⑨全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等のうち、マージンに算入されない額

⑩控除項目

⑪その他(税効果相当額等)

⑫保険リスク相当額

⑬第三分野保険の保険リスク相当額

⑭予定利率リスク相当額

⑮資産運用リスク相当額

⑯最低保証リスク相当額

⑰経営管理リスク相当額

平成23年度末 平成22年度末

(B)リスクの合計額 (⑫+⑬)2+(⑭+⑮+⑯)2+ ⑰

ソルベンシー・マージン比率 (A) ×100

(1/2)×(B)

32,644 5,636 2,424 5,107 7,42931 2,330 8,127 1,000

556 9,837 1,252 1,703486 7,683 22368 663.6%

36,678 6,527 2,510 4,911 10,71663 2,249 8,194 1,000

505 9,785 1,245 1,661499 7,673 22267 749.6%

平成24年度末 50,478 8,208 3,635 5,255 21,27158 2,220 8,214 1,000

612 10,851 1,227 1,617511 8,774 24472 930.3%

価格変動準備金

株式等の価格変動の著しい資産について、その価格が将来下落したとき に生じる損失に備えて積み立てる準備金で、資産運用リスクのうち価格 変動リスクに対応します。

全期チルメル式責任準備金相当額超過額

当社が積み立てている責任準備金のうち、「全期チルメル式による責任 準備金額」と「解約返戻金相当額」のいずれか大きい方を上回る部分です。 全期チルメル式とは、責任準備金の計算上、ご契約時に必要となる費用 をご契約の初年度に一括計上し、保険料払込の全期間を通じて償却して いく方式であるため、当社の積立方式である平準純保険料式と比べると 責任準備金の積立水準が低くなります。

危険準備金

実際の保険事故の発生率が通常の予測を超えることにより発生するリス ク(保険リスク、第三分野保険の保険リスク)、予定利率を確保できなくな るリスク(予定利率リスク)、変額保険・変額年金保険の保険金等の最低保 証に係るリスク(最低保証リスク)に備えて積み立てる準備金です。

劣後ローン・劣後債

破産などが発生した場合の元利金返済が、他の一般債権者に対する債務 の返済よりも後順位に置かれる旨の劣後特約が付された無担保の貸付 金・債券です。

(6)

健全な経営を維持していくための純資産額を備えています。

5 9,405 億円

実質純資産額

「実質純資産額」とは、有価証券や不動産等 を時価評価した資産から責任準備金や配当 準備金等のご契約にかかわる負債等を差し引 いたものであり、決算期末の保険会社の健全 性の状況を示す行政監督上の指標の一つで す。この数値がマイナスとなると、実質的な債 務超過と判断され、監督当局による業務停止

命令等の対象となることがあります。

平成24年度末の実質純資産額は、有価証券 の含み益増加等の影響により、5兆9,405億円

(前年度末差1兆9,161億円増)となり、一般勘 定資産に対する比率は18.4%(同4.5ポイン ト増)と、引き続き財務基盤の健全性を維持し ています。

59,405 18.4% 40,244

13.9% 34,223

13.0%

(単位:億円) 項  目

実質純資産額

一般勘定資産に対する比率

平成24年度末 平成23年度末

平成22年度末

*「保険業法第132条第2項に規定する区分等を定める命令」第3条第2項の規定に基づき算出しています。

※責任準備金の積立方式については、下記説明をご覧ください。

責任準備金は健全な積立方式を採用

保険会社が将来の保険金等の支払いに備えて積み立てる準備金を責任準備金といい、平成24年度末の当社の責任準 備金は、27兆8,126億円です。

当社では、個人保険および個人年金保険の責任準備金については、法令に基づき、標準責任準備金対象契約は「標準責 任準備金」を積み立て、保険金等の支払いに備えています。

また、標準責任準備金対象外契約についても、法令上最も高い積立水準となる「平準純保険料式」を採用し、積立率は 100%となっています。

積立方式および積立率は、個人保険および個人年金保険を対象としています。なお、団体保険および団体年金保険の責任準備金は積立方式という概念がないた め、上記には含んでいません。

積立率については、標準責任準備金対象契約に関しては平成8年大蔵省告示第48号に定める方式により、また、標準責任準備金対象外契約に関しては平準純保 険料式により計算した保険料積立金、および未経過保険料に対する積立率を記載しています。

※1

※2

個人保険および個人年金保険の責任準備金の積立方式・積立率※1

標準責任準備金

対象契約 内閣総理大臣が定める方式

(平成8年大蔵省告示第48号) 内閣総理大臣が定める方式

(平成8年大蔵省告示第48号) 内閣総理大臣が定める方式

(平成8年大蔵省告示第48号) 標準責任準備金

対象外契約 平準純保険料式 平準純保険料式 平準純保険料式

(危険準備金を除く)積立率 ※2 100% 100% 100%

積立方式

区 分 平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末

(7)

堅実な資産内容で3兆円を上回る含み益を確保しています。

3 3,456 億円

含み損益

「含み損益」とは、保有している資産の時価 と帳簿価額との差額を指し、保険会社の企業 体力を表わすものの一つです。平成24年度末 は、一般勘定の有価証券で3兆751億円(前年 度末差1兆5,653億円増)、一般勘定資産全体

で3兆3,456億 円( 同1兆5,850億 円 増 )の 含 み益を確保しています。

なお、株式含み損益がゼロとなる水準は、日 経平均株価で7,300円程度、TOPIXで610ポ イント程度です。

※日経平均株価・TOPIXは、仮に当社ポートフォリオが日経平均株価およびTOPIXにフル連動するとした場合です。

 なお、株価指数と当社ポートフォリオの過去の連動性を用いて算出した場合、日経平均株価7,400円程度、TOPIX620ポイント程度です。

30,699 23,635 7,064 2,612 2,021 591 144 33,456

有価証券は、時価のある有価証券に加え、時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券(外貨建の子会社株式及び関連会社株式等)の為替評価等の含み損益相 当額を記載しています。有価証券には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでいます。

土地は「土地の再評価に関する法律」に基づき、明治生命は平成11年度末に、安田生命は平成12年度末に時価評価を実施しました。これによる評価差額を「再評価差額」に 記載しています。なお、土地には借地権を含んでいます。

「その他」には、デリバティブ取引等の含み損益相当額を記載しています。なお、デリバティブ取引は一部ヘッジ会計を適用しました。本表にはヘッジ会計(繰延ヘッジ・特例処 理)適用分の含み損益を記載しています。ヘッジ会計適用分のうち時価ヘッジ適用分の差損益(平成22年度末:通貨関連△203億円、平成23年度末:通貨関連△149億円、 平成24年度末:通貨関連△1,079億円)およびヘッジ会計非適用分については、評価損益を損益計算書に計上しており、含み損益相当額はありません。

〈詳細は、P171をご覧ください〉

※1

※2

※3

売買目的有価証券以外の有価証券のうち、時価のある有価証券等の含み損益相当額を記載しています。 その他共計には買入金銭債権等を含んでいます。

〈詳細は、P165をご覧ください〉

※1

※2

区  分 有価証券※1

    評価差額     オフバランス 土地※2

    再評価差額     オフバランス そ の 他※3

合  計

平成24年度末 14,880

11,906 2,973 2,646 1,836 810 78 17,605 平成23年度末 9,990

8,254 1,735 2,741 1,871 870 36 12,768 平成22年度末

資産全体の含み損益の状況(一般勘定)

14,428 11,333 4,646 30,751 項  目

公社債 株式 外国証券 その他共計※2

平成24年度末 7,429

6,724 771 15,097 平成23年度末 2,950

7,656

△535 10,176 平成22年度末

有価証券の含み損益の状況(一般勘定)※1

(単位:億円)

(単位:億円)

評価差額

生命保険会社の保有する有価証券のうち、「売買目的有価証券」、「責任準 備金対応債券」、「満期保有目的の債券」、「子会社・関連会社株式」のいずれ にも分類されない「その他有価証券」については、時価で評価し、貸借対照 表に計上しています。この「その他有価証券」の簿価と時価との差額を「評 価差額」といい、プラス〈含み益〉の場合は税効果相当額を負債の部の「繰 延税金負債」(マイナス〈含み損〉の場合は資産の部の「繰延税金資産」)に 計上し、残額を純資産の部の「その他有価証券評価差額金」に計上します。

オフバランス

簿価と時価との差額のうち、貸借対照表に計上されていない含み損益を

「オフバランス」として記載しており、「責任準備金対応債券」、「満期保有 目的の債券」、「子会社・関連会社株式」の含み損益、土地の簿価(再評価 後)と時価の差額などが該当します。

「資産全体の含み損益の状況」や「有価証券の含み損益の状況」は、生命保 険会社が保有している資産の実質的な含み損益の状態をお知らせする ものであり、この「オフバランス」部分も含めて開示しています。

(8)

健全性の高い財務基盤を構築するため、運 用環境の急激な変化や、大地震・パンデミック 等、さまざまなリスクに備え、危険準備金、価 格変動準備金、事業基盤強化積立金等からな る内部留保を積み増し、自己資本等の充実に 努めています。

平成24年度においては、危険準備金、価格 変動準備金等の積立てや、基金の募集により、

内部留保等は平成23年度末から3,154億円 増加して、1兆7,238億円となり、総合的なリ スクへの対応力が向上しています。

また、平成19年度より計画的に追加責任準 備金を積み立てており、その結果、内部留保等 と追加責任準備金の合計金額は2兆2,766億 円となりました。今後もさらに強固な財務基 盤の構築に取り組んでいきます。

さまざまなリスクに対応するため、財務基盤の強化に取り組んでいます。

内部留保等・追加責任準備金

■追加責任準備金 ■価格変動準備金・価格変動積立金 ■危険準備金 ■基金・基金償却積立金 ■その他 25,000(億円)

20,000

15,000

10,000

5,000

0 平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末

1

9,000

億円

1

9,691

億円

5,732億円

2,721億円 5,107億円

4,700億円

5,607億円

2,808億円 4,911億円

5,200億円

その他 危険準備金 価格変動準備金・ 価格変動積立金

基金・基金償却積立金 追加責任準備金

2

2,766

億円

5,528億円 3,933億円 5,255億円

6,200億円

追加責任準備金

内部留保等

※剰余金処分後の数値となります。

追加責任準備金

5,528 億円

国際会計基準による保険負債の時価評価導入を先取り するかたちで、将来の逆ざやを圧縮し、お客さまへの安 定的な配当還元をめざし、平成19年度から3年間にわた り、責任準備金を積み立ててきました。平成22年度以降 も新たに年金支払を開始するご契約を対象に積立てを 実施しています。

*保険業法施行規則第69条第5項に基づき、平成8年4月1日以前にご契約 いただいた個人年金保険を対象に、予定利率2.75%を用いて責任準備金 を計算して生じた差額を、追加責任準備金として積み立てています。

*平成22年度に第三分野保険の一部について、将来の給付金等のお支払 いに備えるため、追加責任準備金の積立てを実施しています(上記金額 は、この積立額を含んだ数値です)。

内部留保等

1 7,238 億円

通常想定できる範囲を超えたさまざまなリスクに対応す るための性格を有しているものであり、当社において は、基金、基金償却積立金、価格変動準備金、危険準備 金、事業基盤強化積立金等で構成されています。

*上記金額は、平成24年度決算における剰余金処分を反映させた数値

*事業基盤強化積立金は、新たなリスク引受への対応や大規模なリスクです。 の顕在化等に備えるために平成21年度より積み立てている任意積立 金です。

自己資本等の充実

(9)

(単位:億円)

平成24年度末の内部留保等・追加責任準備金(内訳)

3,154 344 1,125

220 1,000

450 17,238

5,255 3,635 297 500 2,100 4,100 850 5,528

22,766 3,075△79 内部留保等A 項  目

うち危険準備金 うち価格変動準備金 うち価格変動積立金 うち事業基盤強化積立金 うち基金うち基金償却積立金 うち基金償却準備金 追加責任準備金 B A+B

前年度末差 平成24年度末

※剰余金処分を反映させた数値となります。

基金の総額

「基金」とは、株式会社の資本金に相当する性 格を持つ資金で、相互会社の財産的基礎となる ものです。当社では、この財産的基礎が保険会 社を取り巻くさまざまなリスクに備え、お客さ まの保険契約を確実に履行できる能力を向上 するものであるとして、重要視しています。

また、基金の募集後には、下図のように償却

(償還)に備えて、基金償却準備金を計画的に積

み増していき、基金の償却時に基金償却積立金 に振り替えるため、内部留保として財産的基礎 が守られ、経営の健全性が確保されます。

平成24年度末で、当社の基金の総額(基金と 基金償却積立金の合計)は、6,200億円となっ ていますが、経営基盤をいっそう強化するた め、平成25年度に、基金500億円を募集し、基 金の総額を6,700億円に引き上げます。

〈基金拠出者については、P89をご覧ください〉

平成8/7 平成9/7 平成10/7 平成11/7 平成12/7 平成13/7 平成14/7 平成15/7 平成16/7 平成17/7 平成18/7 平成19/7 平成20/7 平成21/7 平成22/7 平成23/7 平成24/7 平成25/7 平成26/7 平成27/7 平成28/7 平成29/7 平成30/7 平成31/7

基 金

平成16/1 合併

20億円

基金償却準備金※1

基金償却積立金※1 基金償却積立金

※2

(461億円)(731億円

(2,630億円

(1,000億円(1,250 億円

(1,550億円(1,910 億円(2,270

億円

(3,800億円

(2,990億円(3,300 億円(3,650

億円 (3,950

億円(4,100 億円(4,250 億円(4,500

億円

(4,950億円

(5,500億円

(5,900億円

(6,300億円

(6,600億円(6,700 億円 176億円 293億円1,000

億円1,200億円 1,600億円 1,600億円

2,300億円2,900

億円 3,500億円

4,100億円 4,700億円

5,200億円

6,200億円6,700億円 2,000億円

1,400億円

振替600億円 振替 500億円

振替500億円 振替1,000億円 300億円(平成11年度・安田生命)

600億円(平成10年度・明治生命) 590億円(平成8年度・明治生命)

390億円

(平成8年度・安田生命)

400億円(平成12年度・明治生命)

600億円(平成14年度・明治生命) 300億円(平成13年度・安田生命) (9月償却) 300億円(平成12年度・安田生命) (7月償却)

600億円(平成18年度募集分)

600億円(平成22年度募集分)500億円(平成23年度募集分)

500億円(平成25年度募集分) 1,000億円(平成24年度募集分)

明治安田生命

基金償却準備金

調

基金・基金償却積立金・基金償却準備金の推移

※1 合併前の基金償却積立金及び基金償却準備金は、明治生命と安田生命の合算値です。 ※2 ( )内の金額は基金償却積立金および基金償却準備金の合計値です。

基金償却積立金

相互会社が基金を償却する場合に、保険業法の規定により積立てを義務 づけられている積立金です。基金の償却額と同額の積立てが義務づけら れています。

基金償却準備金

基金の償却準備財源として積み立てておく任意積立金で、基金償却時に は基金償却積立金に振り替えます。

(10)

2年連続で順ざやを確保し、基礎利益は3年連続で増益となりました。

3,945 億円

基礎利益

「基礎利益」とは、保険料等収入や保険金・事 業費支払等の保険関係の収支と、利息及び配 当金等収入を中心とした運用関係の収支から なる、生命保険会社の基礎的な期間損益の状

況を表わす指標です。

平成24年度の基礎利益は、利差の拡大等に より、3,945億円(前年度比6.4%増)となりま した。

※1 損益計算書上の責任準備金等繰入額のうち、臨時損益に相当する金額を除いています。

※2 キャピタル損益:経常収益・経常費用である資産運用収益・資産運用費用のうち、有価証券の売却損益等です。

※3 臨時損益:経常収益・経常費用のうち、基礎利益・キャピタル損益以外の個別貸倒引当金戻入額・繰入額、危険準備金戻入額・繰入額や追加責任準備金繰入額等です。

〈詳細は、P131をご覧ください〉

3,945 45,392 36,593 7,078 41,447 22,888 12,734 280 3,530 728

△704 3,969 3,709

59,880 51,840 6,023 56,170 22,776 26,928 279 3,997 18

△11 3,717

(単位:億円)

基礎利益 A(①−②)  基礎収益 ①   うち保険料等収入   うち資産運用収益  基礎費用 ②

  うち保険金等支払金   うち責任準備金等繰入額※1   うち資産運用費用

  うち事業費 キャピタル損益 B※2 臨時損益 C※3 経常利益 A+B+C

平成24年度 平成23年度

3,105 46,557 39,446 5,360 43,451 22,062 14,930 372 3,755

△123

△631 2,350 平成22年度

利差(逆ざや)の状況

※1 基礎利益上の運用収支等の利回りとは、基礎利益に含まれる一般勘定の運用収支から社員配当金積立利息繰入額を控除した額の、一般勘定責任準備金に対する利回りのことです。

※2 平均予定利率とは、予定利息の一般勘定責任準備金に対する利回りのことです。

※3 一般勘定責任準備金は、危険準備金を除く一般勘定部分の責任準備金について、以下の方式で算出しています。

(期始責任準備金+期末責任準備金−予定利息)×1/2

利差の算出式 利差(逆ざや)とは

425

利差億円

基礎利益上の 運用収支等の利回り※1

2.33

平均予定利率

※2

2.16

一般勘定責任準備金

※3

25

6,336

億円

生命保険会社は、保険料を計算するにあたり、将来の運用収益の見通しをもとに、契約時にお客さ まにお約束する運用利回りである「予定利率」を使用しています。この予定利率により見込んでいる運 用収益と、実際の運用収益との差額を「利差」といいます。なお、予定運用収益を実際の運用収益でま かなえない場合に、利差はマイナスとなりますが、これを特に「逆ざや」といいます。

平成23年度に引き続き順ざやを確保し、425億円の利差益となりました。

(11)

三利源について

生命保険会社の基礎的な期間損益の状況を 示す指標である「基礎利益」は、その内訳とし て「費差」「危険差」「利差」の「三利源」から構成 されています。

当社では、ご契約者をはじめとして、広く一 般の方に対して、期間損益の増減要因等を含 め、経営状況をよりご理解いただくために、

「三利源」の状況を開示しています。

[ご契約者への配当還元]

基礎利益から、有価証券の売却損益や評 価損、臨時損益、税金等を加減した最終的 な剰余のなかから、配当としてご契約者に 還元しています。

基礎利益 3,945億円

当期未処分剰余金 2,235億円 費 差

A

535億円

危険差

B

B

2,983億円

利 差

C

425億円

ご契約者への配当還元

(社員配当準備金) 1,528億円※1

保 険 料 算 定 時に想 定した事 業費率に基づく事業費支出 予定額と実際の事業費支出 との差額

保 険 料 算 定 時に想 定した保 険事故発生率に基づく保険 金・給付金等支払予定額と実 際の保険金・給付金等支払額 との差額

保 険 料 算 定 時に想 定した利 率に基 づく予 定 運 用 収 益と 実際の運用収益との差額 費 差

危険差

利 差

[三利源とは ]

A

C 有価証券等の売却損益・評価損、

臨時損益、税金など

基金償却準備金など

三利源とご契約者への配当還元までの流れ

保有契約の継続率の向上および事業費効率化費 差 の推進等により、53億円の増加となっています。 平成23年度において東日本大震災に係る保険危険差 金・給付金のお支払額が当初の見込額を下回る特 殊要因があったこと等により、51億円の減少と なっています。

平均予定利率の低下や利息及び配当金等収入の利 差 増加等により233億円の増加となっています。

A

B

C

(単位:億円)

A

基礎利益の状況

B C

3,105 463 2,652

△10 平成22年度

3,945 535 2,983 425 平成24年度 3,709

482 3,035 192 平成23年度 基礎利益

 費 差  危険差  利 差※2

※2 マイナスは逆ざや。

〈詳細は、P131をご覧ください〉

※1 法定の剰余金処分対象額に占める割合は87.13%。

(12)

〈平成25年度にお支払いする社員配当については、P140をご覧ください〉

社員(契約者)配当の仕組み

ご契約者からお払込みいただく保険料は、将 来お支払いする保険金・給付金をもとに、ご契 約期間中に得られる運用利息、ご契約の管理に 必要な経費等を見込んで計算しています。具体 的には、資産の運用収支、保険金・給付金等のお 支払い、事業費支出について、それぞれの予定 率をあらかじめ設定し、これらの予定率に基づ き保険料を計算しています。生命保険のご契約 は長期間にわたるため、将来の事象を正確に予 測することは困難であることから、予定率の設

代表的な毎年配当タイプのご契約において は、各予定率に対応した「利差配当」「危険差配 当」「費差配当」を毎年の社員配当としてお支払 いしています。

社員配当の分配に際しては、直近年度におけ る決算の収支状況、会社の将来にわたる財務健 全性の向上、各ご契約の剰余への貢献度等を勘 案し、配当率を設定しています。

定に際しては、将来の保険金・給付金のお支払 いを確実に行なえるよう、ある程度の安全を見 込んでいます。

ご契約以降は予定と実績との差により損益 が発生しますが、差益(剰余)が生じた場合はご 契約者への還元を行ないます。これが毎期の 決算でご契約者に分配する社員配当です。し たがって、お支払いする社員配当は保険料の 事後精算の意味合いがあり、また、毎年の決算 の状況によって変動します。

なお、個人保険・個人年金保険で配当基準利 回り(実績相当の利回り)が予定利率を下回る ご契約の場合、利差配当がマイナスとなります が、そのマイナス分はご契約(主契約+特約)単 位で危険差配当・費差配当と相殺します。この 結果、金額がマイナスになった場合は、お支払 いする配当金額をゼロとしています。

社員配当の仕組み(保険料の事後精算)の

イメージ図[利差配当の例] 個人保険・個人年金保険(毎年配当タイプ)の 社員(契約者)配当の構成

運用利回りの実績

保険料計算上 予定した利率

会社の財務健全性向上、 各ご 契 約 の 剰 余 へ の 貢 献度等を勘案し、配当率 を設定

利差配当として お支払い

運用収支の状況によりお支払 いする配当

事業費支出の状況によりお支 払いする配当

支払保険金・給付金等の状況に よりお支払いする配当

社員(契約者) 配当

危険差配当

費差配当 利差配当

(13)

保険契約の概況

個人保険・個人年金保険

団体保険

団体年金保険

個人保険・個人年金保険については、年換算 保険料(各契約について、お払い込みいただく 保険料を1年あたりに換算した業績指標)が、 新契約(転換・保障見直し・特約変更による純増 加額を含む)では1,949億円(前年度比29.4% 減)、このうち医療保障・生前給付保障等の第三 分 野 に 係 る 新 契 約 で は228億 円( 前 年 度 比 10.6%増)となりました。また、保有契約全体 では2兆661億円(前年度末比3.7%増)、うち 第三分野に係る保有契約では3,384億円(前年

団体保険は、新契約高が9,277億円で、年度 末保有契約高は110兆1,280億円(前年度末比

団体年金保険の年度末保有契約高(責任準備 金の金額)は、6兆6,832億円となりました。な お、明治安田アセットマネジメントが受託して

度末比0.5%増)となりました。

保険金ベースでは、新契約高は3兆4,322億 円(前年度比38.2%減)、解約・失効高は4兆 8,666億円(前年度比6.1%減)となり、年度末 保 有 契 約 高 は96兆9,528億 円( 前 年 度 末 比 4.5%減)となりました。なお、平成23年度から 生活保障と死亡保障の機能を分離した第三分 野の新特約を、主力商品へ付加される特約とし て発売しておりますが、これらの特約について は契約高に含まれません。

0.9%増)となりました。

いる団体年金資産を加えた、明治安田生命グ ループ全体での団体年金資産残高は、7兆4,835 億円(前年度末比12.5%減)となりました。

※明治安田アセットマネジメントの団体年金資産残高(確定拠出年金向け投資信託純資産残高を含む)は時価残高を記載しています。

■医療保障・生前給付保障等

(単位:億円) (単位:億円)

(単位:兆円) (単位:兆円)

(単位:兆円) (単位:兆円)

■個人保険 ■個人年金保険 ■個人保険 ■個人年金保険

3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0

150 100 50 0 6 4 2 0

25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0

10 8 6 4 2 0 150 100 50 0

1044,662億円 1015,538億円 969,528億円

■明治安田生命 ■明治安田アセットマネジメント 85,557億円 85,510億円

74,835億円 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末

平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末

平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末 平成22年度 平成23年度 平成24年度

平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末

■医療保障・生前給付保障等 18,327億円 19,916億円 2661億円

■新契約の年換算保険料(個人保険・個人年金保険) ■保有契約の年換算保険料(個人保険・個人年金保険)

■新契約高(個人保険・個人年金保険) ■保有契約高(個人保険・個人年金保険)

■保有契約高(団体保険) ■明治安田生命グループ団体年金資産残高 2,113億円 2,762

億円

1,949億円 228億円 206億円

219億円 医療保障・

生前給付保障等

48,878億円 55,552億円

34,322億円

106196億円 1091,678億円 1101,280億円

4兆135億円 8,743億円

4兆4,515億円

1兆1,036億円

2兆334億円 1兆3,988億円 個人保険

個人年金保険

個人保険

個人年金保険 12兆824億円 92兆3,837億円

12兆7,026億円 13兆5,633億円 83兆3,895億円 88兆8,512億円

明治安田生命

明治安田アセットマネジメント 2兆1,007億円

6兆4,550億円 6兆5,123億円

2兆387億円

6兆6,832億円 8,002億円 医療保障・

生前給付保障等 3,371億円 3,368億円 3,384億円

(14)

保険契約の収支構造を把握し、現在の財務状況を総合的に表わす時価ベースの指標です。

3 6,686 億円

ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー(EEV)

「ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー

(EEV)」とは、生命保険会社の企業価値を表 わす指標であるエンベディッド・バリュー

(EV)の一つです。

当社では、EEVはご契約者をはじめ、多くの 方に有用な情報をもたらすものと考え、国際 的な監督規制や会計基準の動向も見据え、平 成22年度決算からEEVを開示しています。

平成24年度末のEEVは、3兆6,686億円(前 年度末差9,662億円増)となりました。

なお、EEVの内訳数値である保有契約価値 は、主に長期金利の低下などにより減少し、 2,101億 円( 前 年 度 末 差3,284億 円 減 )と な り、修正純資産は、有価証券含み益の増加や内 部留保の積増しなどにより増加し、3兆4,584 億円(同1兆2,946億円増)となりました。

9,662

△3,284 12,946

△152 36,686

2,101 34,584 1,699 EEV

新契約価値

増減 平成24年度末

27,024 5,385 21,638 1,851 平成23年度末

(単位:億円)

保有契約価値 修正純資産

EEVの内訳 

27,024 1,699 73 2,178

175 291 4,419 5,449

△206 9,662 36,686

21,638

49 206 805 1,871

△1,065 87

1,149 11,796

12,946 34,584 5,385

1,699 24 1,971

△805

△1,871 1,065 88 291 3,269

△6,347

△206

△3,284 2,101 平成23年度末のEEV

平成24年度末のEEV 合 計

EEV 保有契約価値 修正純資産

(単位:億円)

(1)平成24年度新契約価値

(2)期待収益(リスク・フリー・レート分) (3)期待収益(超過収益分)

(4)保有契約価値から修正純資産への移管   うち平成23年度末保有契約

  うち平成24年度新契約

(5)前提条件(非経済前提)と実績の差異 (6)前提条件(非経済前提)の変更 (1)∼(6)の小計

(7)前提条件(経済前提)と実績の差異 (8)その他(消費税率の変更)

平成23年度末からの変動要因  

ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー(EEV)

エンベディッド・バリュー(EV)とは、もともと欧州を中心に発展してきた考え方です。EVの計算方法や開示に関する統一的なルールがなかったこと から、その課題を解決するために、平成16年5月に、欧州の大手保険会社のCFO(Chief Financial Officer:最高財務責任者)から構成されるCFO フォーラムによりEEV原則が制定されましたが、この原則に基づいて計算されたEVをEEVといいます。当社では、計算の透明性や比較可能性をさら に高めるため、資産・負債のキャッシュ・フローを市場で取引されている金融商品と整合的に評価した市場整合的手法によるEEVを計算しています。

※ 当社は、EVの計算方法のうち、市場と整合的に評価した先進的な手法であり、欧州の生命保険会社で一般的となっているEEVを「企業価値(EEV)」として経営目標に設 定しています。

(15)

第三者機関によるレビューについて

■保険契約の収支構造を把握する指標

■現在の財務状況を総合的に表わす時価ベースの指標

生命保険契約は、販売時に集中的にコストが発生するため、一時的には損失が発生するものの、契約が継続することで、 将来にわたり生み出される利益によりそのコストを回収することが期待される収支構造となっています。現行の法定会計 では、このような保険契約の収支構造を単年度の損益として把握しますが、EEVは、全保険期間を通じた損益を現在価値 で評価し、長期にわたる保険契約の収支構造を把握するものです。

EEVは、保有する資産と負債の双方を時価評価したものであり、保有契約価値と修正純資産を合計したものです。この ため、会社の現在の財務状況を総合的に表わす時価ベースの指標といえます。

生命保険契約の収支構造

時価会計ベースの貸借対照表イメージ

将来にわたり生み出される利益の現在価値 保有契約価値

修正純資産

資産の部 負債の部

財務会計ベースの貸借対照表 時価会計ベースの貸借対照表(イメージ)

時価評価すべて 時価ベース保険負債

純資産の部

保有契約から実現した過去の利益の積立て(負債中の内部留保) 純資産の部

上記に含まれていない資産の含み損益等

資本コスト

EEV 危険準備金 価格変動準備金等

一時的に損失が発生

将来にわたり利益が発生

決算期末時点において現在価値評価 ⇒ 保有契約価値

(2年目)

(1年目)

(3年目) (4年目) (5年目) (6年目) (7年目) ・・・

・・・

当社のEEVについて、専門的知識を有する 第三者機関(アクチュアリー・ファーム)に検 証を依頼し、意見書を受領しています。意見書

の詳細については、当社ホームページをご覧 ください。

修正純資産

有価証券等だけでなく、貸付金や不動産も含めて時価評価した資産から、法定会計ベースの責任準備金や配当準備金等のご契約にかかわる負債等を差 し引いたものであり、保険会社の健全性の状況を示す行政監督上の指標の一つである「実質純資産額」よりも幅広く資産等を時価評価したものです。 具体的には、貸借対照表の純資産の部の金額に、これまでに保有契約から実現した過去の利益を積み立てたものである負債中の内部留保、時価評価さ れていない資産の含み損益などを加えたものです。

保有契約価値

保有契約から今後発生すると見込まれる将来の利益を期末時点で現在価値評価したものです。 新契約価値

当該年度に獲得した新契約から将来生じる利益の契約獲得時点における現在価値です。

参照

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種別 自治体コード 自治体 部署名 実施中① 実施中② 実施中③ 検討中. 選択※ 理由 対象者 具体的内容 対象者 具体的内容 対象者

27 Roxin (o. 28 Günther Jakobs, Strafrecht Allgemeiner Teil, 2. 30 Claus Roxin, Strafrecht Allgemeiner Teil, Bd.. 35 Günter Stratenwerth, / Lothar Kuhlen, Strafrecht

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